ブックタイトル森林のたより　837号　2023年6月

概要

森林のたより　837号　2023年6月

市況木材市場木材市況県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所回数樹種共販所名第1823回岐阜共販所5月16日第1410回飛騨共販所5月17日第1742回東濃共販所5月11日すぎひのきすぎひのきひめこくりすぎひのきまつ単位：円（1m3当たり）長さ径平均値高値気配3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ5ｍ4ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ16～18cm16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～18cm20cm以上16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～20cm24～28cm30cm以上30cm以上24cm以上16～22cm24～28cm30cm以上元16～22cm24～28cm30cm以上元13cm以下24～28cm30cm以上元18～22cm22～28cm梁30cm以上元15,70015,00016,00016,00014,000－20,50018,80020,30019,00018,700－15,00016,00015,00020,50019,80019,00020,00026,00020,00015,000－15,00015,50015,80015,00020,00018,50025,00010,00018,50025,00030,500－11,000－－－－23,000－→→→→－－－－30,000－－－21,600－－－60,000－－23,800－33,300－－22,000－－－－－37,000－－－→→→※単価は直材価格､但し平均値は並材二番玉価格。気配は、前回市との比較。→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→【商況】スギは全体的に軟化気配の中、様子見で相場は弱含み。スギ4ｍ元木、尺上良材は応札多数。スギラミナ向け3ｍ・4ｍ材は弱保合。ヒノキ元木、尺上良材3m・4ｍ役物取りは、引き合いは強いが、3ｍ柱取り、4ｍ土台取りは値下げに転じている。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足感が強く需要高。（岐阜）スギ、ヒノキは横ばいで推移。特にヒノキ４ｍ×30cm以上、スギ４ｍ×40cm以上に応札旺盛。ヒメコマツは前回に引き続き応札旺盛。広葉樹はどの樹種も相変わらず引き合いが強く特にホウに人気が集まった。高値はミズメ2.2m×34cm@50,000円、ミズメ4.8m×36cm@70,000円、カエデ4m×40cm@55,000円、マクルミ2.2m×36cm@40,000円、ナラ5m×40cm@45,500円、サクラ2m×36cm＠41,000円（飛騨）ヒノキ元木良材3ｍ・4ｍ尺上、40cm以上役物は活発な応札はあるものの、当用買いが強い傾向。3ｍ柱向け（14ｃｍ～24ｃｍ）、4ｍ土台・中目は、年度当初から固持してきた価格が維持できず値下がりの展開。スギ4ｍ中目尺上元木良材も水上がりの時期に入り積極的な手当てが進まず当用買いに終始した。3ｍ・4ｍ構造材向けは市中製品価格軟化の影響を受け弱含みで推移。合板向けについては、製品荷動きが鈍く弱基調、特にヒノキ、カラマツは原木受入調整が一段と厳しく継続している。（東濃）製品卸売標準価格（4月期）樹種スギヒノキＷ集ウッ成ド材用途柱間柱土台柱柱外材市況（4月期）80,000（2,646）80,000（756）60,000（2,646）80,000（3,456）97,000（3,200）102,000（4,400）樹種規格価格前月比較米松米栂米ひば寸法（mm）長巾高30003000300010530※日刊木材新聞調べ（名古屋標準相場全てKD材）SSタイプコースト（目荒）ヘム（アラスカ産）ポール等級3000 105 105１等１等4000 105 105特等3000 120 120特等6000 120 120特等105 105国産５層120 120国産５層m 3当り価格（本（枚）単価）単位：円→→→→前月比較165,000（14,256）→→→単位：10 0円（1m3当たり）468450468日刊木材新聞調べ名古屋標準相場（径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場）これってなあに？～木材用語～インボイス送り状。Commercial Invoice（商業送り状）とOfficial Invoice（公用送り状）があり、単にインボイスという場合には通常前者を指す。品名、数量、価格、契約条件、契約単価などが記載されている。－→→→－（参考）日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 18