ブックタイトル森林のたより 837号 2023年6月
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森林のたより 837号 2023年6月
土構造を基本としながらも構造物のは、集水区間距離が40m以下では集水にくい森林作業道作設のためには、均縦断勾配10度以下の箇所についてその後の当所の研究により、壊れ作設指針において基本とされている平く利用していただいています。ました。その結果、岐阜県森林作業道に作成し、県内の林業事業体等に広下流へ流れること)の有無等を確認し道作設の手引き」を2017年度越流(路面水が排水施設を乗り越えてれにくい道づくりのための森林作業間距離(m)、排水施設高低差(cm)、考慮すべき内容をまとめた冊子「壊1のとおり、縦断勾配(度)、集水区で簡易な森林作業道を作設する上でため、既設の森林作業道において、図在します。このため、当所では丈夫横断排水施設の最適な規格を検討する作業道の作設が困難な場所も多く存路面に凹凸部分を形成する土構造の上のし急か傾し斜、地岐や阜脆県弱内なの地森盤林なはど森30度林以土構造の横断排水処理の留意点造によることを基本としています。作設指針」では、路体は堅固な土構排水のための留意点を紹介します。これを踏まえ、「岐阜県森林作業道構造の横断排水処理における確実な簡易なものであることが必要です。今回は、改訂した内容のうち、土つ、繰り返しの使用に耐える丈夫でき」を改訂しました。形に沿うことで作設費用を抑えつくりのための森林作業道作設の手引め継続的に用いられる道であり、地取りまとめ、冊子「壊れにくい道づる森林整備、木材の集積・搬出のたになりました。これらの研究成果を森林作業道は、間伐をはじめとすのために必要な数値基準等が明らかとや、横断排水施設での確実な排水はじめに設置を検討すべきケースがあるこ森林研究所●和多田友宏手引き」改訂版より??冊子「壊れにくい道づくりのための森林作業道作設の確作実業に道行にうおたけめるの横留断意排点水処理を図1土構造の横断排水施設における調査項目の模式図い道づくりのために必要な情報を簡潔このたび改訂した冊子は、壊れにくおわりにる工法も合わせて提案しています。施設高低差のすりつけ区間を長めにとじる恐れがあるため、基準となる排水方法によっては車両の通行に支障が生排水施設高低差の最大値25cmは、作設(案)を提示しました(図3)。ただし、区間距離に応じた排水施設作設方法土構造の横断排水施設について、集水この結果から、縦断勾配10度以下のんでした(図2)。上の排水施設では、越流が見られませ区間距離に比例した排水施設高低差以●T詳EしLい内0容5を7知り5ーた3い方は3ー25森8林5研究所まで図3盛型切盛型盛土切土盛土集水区間距離(m)10 15 20 25 30 35 40排水施設高低差(cm)14 16 18 20 22 24 25縦断勾配10度以下での集水区間距離に応じた排水施設作設方法(案)排水施設の機能に異常がない範囲図2土構造の横断排水施設における排水施設高低差(最小値)、集水区間距離と越流の有無の関係で、ぜひ入手してご活用下さい。ジから無償でダウンロードできますのに示してあります。当所のホームペー13MORINOTAYORI