ブックタイトル教育医学 J.Educ.Health Sci. 第64巻 第2号 通巻 第292号

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概要

教育医学 J.Educ.Health Sci. 第64巻 第2号 通巻 第292号

訪問看護ステーション利用在宅高齢者における足病変とセルフケア行動の実態-歩行能力との関連性の分析-あり,無回答とみなしたこと,拘縮などの理由で観察できない項目もあったことは欠損値とみなす必要があったことが限界である.歩行できない群17名のうち11名は脳疾患などの理由から要介護認定4,5を受けている.各質問項目に対して,5名から8名の方が回答ができなかったが,答えられる質問もあったので,利用者の強みを最大限包括した調査結果となった.今回は浮指はテーマに取り上げなかったが,今後の調査では浮指の観察も含めアセスメントの各項目を掘り下げて調査していく必要がある.利益相反:本研究による利益相反は存在しない.文1)Abdullah L and Abbas O (2011) Commonnail changes and disorders in older people.Canada family physician, 57(2), 173-181.2)阿部邦子,田中悦子(2004)フットケア外来の体制と業務,「糖尿病患者のフットケア」(京都大学医学部付属病院看護実践開発センター編),18?25,医学書院,東京.3)American Geriatrics Society British GeriatricsSociety, and American Academy of OrthopaedicSurgeons Panel on Falls Prevention(2001)Guideline for the prevention offalls in older persons, J Am Geriatr Soc, 49(5),664-672.4)渥美義仁,土方ふじ子監修(2008)「糖尿病フットケアアセスメントガイド」(佐藤和子,宮崎貴代,横田弥子編),22?91,中山書店,東京.5)Dawson J, Thorogood M, Marks A, JuszczakE, Dodd C, Lavis G and Fitzpatrick R(2002)The prevalence of foot problems in olderwomen: a cause for concern. Journal of publichealth medicine, 24(2), 77-84.6)Dunn J, Link C, Felson D, Crincoli M, KeysorJ and Mckinlay J (2004) Prevalence offoot and ankle conditions in a multiethniccommunity sample of older adults. Americanjournal of epidemiology, 159(5), 491-498.7)Edelstein J (1988) Foot care for the aging.Physical therapy, 68(12), 1882-1886.献8)江木淳子(2011)浮き趾の実態とつまずき.転倒の関係,早稲田大学大学院スポーツ科学研究科,修士論文.9)藤井かし子(2016)訪問看護師が行う在宅リハビリテーションに関する研究動向,日本在宅看護学会誌,15(1),148?157.10)福山由美,内田恵美子,佐々木明子,津田紫緒,田中敦子,高山かおる(2015)白癬の治療とケアによる在宅療養者の介護予防への試み,日本在宅ケ学会誌,19(1),27?34.11)半田宣弘(2017)フットケアに関連した社会資源,「フットケアと足病変治療ガイドブック」(一般社団法人日本フットケア学会編),257?260,医学書院,東京.12)Hannan M, Mens H, Jordan J, Cupples L,Cheng C and Hus Y(2013) Hallux Valgusand Lesser Deformities are highly heritablein adult men and women: the FraminghamFoot study. Arthritis Care Res, 65(9), 1515-1521.13)姫野稔子,小野ミツ(2010)在宅高齢者の介護予防に向けたフットケアの効果の検討,日本看護研究学会雑誌,33(1),111?120.14)姫野稔子,小野ミツ,孫田千恵(2014)在宅高齢者の介護予防に向けたフットケアプログラムの開発,第2報:高齢者によるフットケアの効果の検討,日本看護学会誌,34,160?169.15)平瀬達哉,井口茂,塩塚順,中原和美,松坂誠應(2008)高齢者におけるバランス能力と下肢筋力との関連性について性差.年齢.老研式活動能力指標別での検討,理学療法科学,23(5),641?646.16)本多容子,阿曽洋子,伊部亜希,田丸朋子,木村静,徳重あつ子,鈴木みゆき,細見明代(2010)在宅女性高齢者に対する「転倒予防ケア」としての足浴の有効性の検討,日本看護研究学会雑誌,33(5),55?63.17)本間之夫,高井計弘,高橋悟,他(1992)施設入所老人の尿失禁実態調査施設類型別.調査担当者別検討,日本泌尿器科学会雑誌,83(8),1294?1303.18)Hughes J, Clark P and Klenerman L (1990)The importance of the toes in walking. BritishEditorial society of bones and Joint Surgery,72(2), 245-251.? 178 ?