ブックタイトル教育医学 J.Educ.Health Sci. 第63巻 第4号 通巻 第290号
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教育医学 J.Educ.Health Sci. 第63巻 第4号 通巻 第290号
加速局面と最大スピード局面における幼児の疾走能力の特性の間に有意差は認められなかった.成人は,両局面ともに年中児と年長児と比べて疾走速度,ピッチ,ストライドが有意に高い値を示した(p<0.05).また,各群において加速局面と最大スピード局面の間で疾走速度,ピッチ,ストライドを比較した結果,全ての群において疾走速度とストライドは最大スピード局面の方が有意に高い値を示し,ピッチは最大スピード局面の方が有意に低い値を示した(p<0.05).全幼児を対象に,加速局面と最大スピード局面における身長と疾走速度,ピッチ,ストライドとの相関関係を検討した.その結果,身長と疾走速度は加速局面(r=0.608,p<0.05)と最大スピード局面(r=0.549,p<0.05)において中程度の正の相関関係を示した.また,身長とストライドも加速局面(r=0.514,p<0.05)と最大スピード局面(r=0.541,p<0.05)において中程度の正の相関関係を示した.他方,身長とピッチは加速局面(r=0.087,図1年中児,年長児,成人における疾走速度とストライドの相関関係? 336 ?